クレジットカードには盗難や紛失にあったときに、その被害を補償していくれる保険が付いています。これがキャッシュカードとは違うところです。もし、クレジットカードを紛失したり、盗難にあったときは、すぐクレジットカード会社に連絡、警察にも届け出なければいけません。
盗難や紛失は、クレジットカードの保険によって、届け出た日の60日前からと60日後までの被害は補償されます。掛け金は年会費の中に含まれています。
よく年会費無料で、これら事故の補償がないカードがあります。利用者にとっては、年会費無料というのは魅力的に思えますが、通常、使用するカードは、保険がついているほうが安心です。年会費無料で保険付きというのが一番いいかも知れませんね。
クレジットカード保険の盗難・紛失保険には条件があるのです。情報流出事件やスキミングによる被害、ネットショッピングによる不正利用などは、保険では実質補償されないのです。盗難・紛失による被害はクレジットカード会社が負担します。
また、クレジットカードで購入した物品が破損したとき、その被害を補償してくれるショッピング保険、ネットショッピングで被害にあったときに補償してくれるネット保険、海外旅行に出かけたときの病気・事故・死亡の場合、補填してくれる旅行障害保険など様々あります。
この保険は、クレジットカードの種類や年会費によって、さまざま違います。ただ、どの保険もクレジットカード会社と保険会社の両方が調査して、その報告が正しかったら保険金が下ります。不正があれば通らないだけでなく、要注意人物としてみられることになるかもしれません。
クレジットカードのスキミングで問題になっているのは、現在、磁気カードが多いためです。ICカードになると、セキュリティ面で磁気ストライブ(カードの裏側の黒い帯状のもの)と比較にならないほど高い性能を発揮します。
磁気ストライブでは72文字分のデータしか記憶できなかったものが、ICカードでは8000文字と新聞1枚分のデータを記憶できるようになったのです。
そのため、大容量を使って、さまざまな安全策が講じられます。ICカードが進んでいるフランスでは、89年から98年の10年間で、不正被害が68%減ったといいます。
日本でも、日本クレジットカード協会では、ICカード化を積極的に進めていこうとしていますが、問題はカード対応読み取り機で、全国に110万台ほどあるといわれています。このほかにデパート、スーパーのPOSレジは100万台近くあるといいます。
じょじょにはICカード化は進んでいますが、流通業界では費用対効果を考えて、なかなか推進しないようです。
JR東日本のスイカなどもICカードです。スイカは、ICカードの利便性と将来性を一気に知れしめました。今後は決済機能の一つとして、幅広い分野での活用が見込まれています。